カタ屋の組織構成は？　

　カタ屋研究で疑問に残ることの1つとして、カタ屋は、ある組織を形成して商売を行っていたのか、それとも、単独で商売をしていたのかと言うことが挙げられます。

　ただ、考えられることは、市販品を売る商売とは異なり、カタ屋のカタは、どこかに注文した品であると考えられると思います。

　いくら胡散臭い商売とは言え、個人で業者にカタを注文して、それで商売をしていたとするのなら、当時の生活水準を考えても、割が合うようには思えません。カタの製作費用を考えると、推論の域を出ませんが、カタ屋は組織を構成して、商売していたと思われます。

　この件に関して情報をお持ちでしたら、ぜひともお知らせください。どうかよろしくお願いいたします。

カタ屋の組織構成考察その1

　カタ屋「テキ屋説」

　砂絵屋の本業が「テキ屋」との情報が寄せられました。

　最も常識的に考えれば、カタ屋は「テキ屋」組織の一員と言うことでしょう。土日は縁日で、平日は校門の前や学校の近くの公園でと考えれば、合理的に説明がつく。一種のパートタイム？　また、縁日等でカタ屋を見かけたと言う証言が今のところ無いことからも、有力な考え方の1つにはなるでしょう。